「マンガにまつわるエトセトラ」 一覧

『神戸在住』日向さんの訃報

マンガの表現

『神戸在住』あなたの芸の奥深さをオレは何に例えよう①~それは協奏曲と鯨幕のような~

著者:吉原さん "上質" とにかく上質。木村紺先生の作品は本当に作り込まれています。 いろいろと凄い作品が揃っていますが、今回はデビュー作『神戸在住』より。 阪神淡路の震災の話など語るべきところの多い ...

『ヒストリエ』月の角度

マンガの表現

『ヒストリエ』恋愛の駆け引き描写の妙味④-岩明均ならでは超繊細表現!「時間経過」の表現に使われた「匠の業」

著者:吉原さん 1回、2回、3回とやってきて今回が最後の4回目。 本当はパパっと書いてしまうつもりだったんですが、皆目、不可能でした。 私のせいじゃない。岩明均先生のせいです。芸が細かすぎるんです。 ...

『ヒストリエ』エウリュディケ「地平線まで続く"自由"などありえない」

マンガの表現

『ヒストリエ』恋愛の駆け引き描写の妙味③-恋人たちの価値観の応酬と主導権争い。その幸せげな末路…

著者:吉原さん 前々回、前回とエウメネスとエウリュディケの別れ話を書いてきましたが、これまでは前哨戦。 エウリュディケが正面切って対応しはじめたここからが本題ですね。 それでは、よろしくお願いします! ...

『ヒストリエ』花嫁強奪宣言をするエウメネス

マンガの表現

『ヒストリエ』恋愛の駆け引き描写の妙味②-文字サイズと人物配置の巧みさ、さらりと語られる言葉に込められた尊厳

著者:吉原さん 前回に引き続き、たった10数ページの別れのシーンですが、なかなかマンガ語りが止まりません。 岩明均先生の作品は本当に細かいもんだから、いくらでもこんな話ができる。ゆえに本来こんなことや ...

『ヒストリエ』だまるエウリュディケ

マンガの表現

『ヒストリエ』恋愛の駆け引き描写の妙味①-視線から追うエウメネスとエウリュディケの間に満ちる「別れの気配」

著者:吉原さん 『ヒストリエ』は『寄生獣』で有名な岩明均先生による歴史大作であり、アレキサンダー大王の書記官・エウメネスの一生を描く作品です。 決して恋愛が主題となっている作品ではないのですが、その恋 ...

『プレイボール』生返事のイガラシ

マンガの人物

『キャプテン』(『プレイボール』)続編スタート!イガラシ世代の主要登場人物のまとめ

著者:吉原さん さて、3年生、2年生ときて最後は1年生の紹介です。 今のうちに予測しておきますが、まず間違いなくこの世代が3年生の時は甲子園に行くことになるでしょう。 理由? それを"愚問"と言います ...

『プレイボール』感涙する丸井

マンガの人物

『キャプテン』(『プレイボール』)続編スタート!丸井世代の主要登場人物のまとめ

著者:吉原さん 前回の谷口世代から引き続き、第二世代である丸井世代をご紹介します。 『キャプテン』において、谷口キャプテンから多大な影響を受けた丸井がキャプテンをやった学年です。 優れたリーダーが抜け ...

『プレイボール』谷口キャプテン

マンガの人物

『キャプテン』(『プレイボール』)続編スタート!谷口世代の主要登場人物のまとめ

著者:吉原さん 不朽の名作『キャプテン』が2017年4月5日発売のグランドジャンプ9号(集英社)より連載再開するとのこと。 (※スタートしましたね!) 作者のちばあきお先生はすでに亡くなられており、コ ...

『少年時代』ふんどし

資料としてのマンガ

『少年時代』全体的に軍国主義の色濃い昭和初期あるある

著者:吉原さん 今回の記事では、藤子不二夫Ⓐ『少年時代』における昭和初期の「あるある」を見ていきながら、過ぎて行った時代に思いを馳せたいと思います。 私が子どもの頃は「戦後50年」と言われていて、まだ ...

『少年時代』雑誌「少年倶楽部」

資料としてのマンガ

『少年時代』これぞ近代日本の原点!?軍国精神あふれる昭和の少年社会

著者:吉原さん 前回の藤子不二夫Ⓐ『少年時代』の記事では、昭和の日本の原風景をご紹介しました。 今回と次回は季節や自然の恵みといったもの以外で"時代の空気"を感じさせるエッセンスをご紹介します。 現代 ...

『少年時代』立山連峰の景色

資料としてのマンガ

『少年時代』現代っ子必読!夏が過ぎ風あざむ、戦時日本の春夏秋冬を知る貴重なマンガ作品

著者:吉原さん 「小学校」という人間社会の入り口における少年たちの心の葛藤や権力闘争をありありと描き出した藤子不二夫Ⓐ『少年時代』。 しかし、『少年時代』の魅力はそのテーマ性だけではありません。 戦争 ...

母に巣食った憎悪

マンガの表現

『精G 母と子の絆』②認知症の妄想を可視化するとこうなる!やっぱり「ホンマもん」は違う…

著者:吉原さん さて。 長くなっちゃったんで2回に分けました。前回の記事はこちらです。 今回は認知症からくるであろう、精Gの母の「妄想」を中心に書きます。 物理的に迷惑をこうむる方はたまったものじゃな ...

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」表紙

マンガの表現

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』ことは猟奇的なのか?違うでしょ、という話

著者:吉原さん 非常に印象的なタイトルの、宮川さとし『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』 作者の自伝エッセイ的なマンガです。 本編については別記事(別記事①、別記事②)で触れましたが、ここ ...

母が人前で自分をなじるたびに絶望した

マンガの表現

『ホライズンブルー』これぞ職人芸。あまりにも高いリアリティのクオリティ

著者:吉原さん 児童虐待がテーマの一作。 リアリティの高い独白形式の言葉で母や妹との確執が、自身の子への虐待に繋がっていく様がたんたんと語られます。 私自身は家族間での大きなトラブルを抱えたことがなく ...

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