「 2010年代 」 一覧

『ヒストリエ』月の角度

マンガの表現

『ヒストリエ』恋愛の駆け引き描写の妙味④-岩明均ならでは超繊細表現!「時間経過」の表現に使われた「匠の業」

著者:吉原さん 1回、2回、3回とやってきて今回が最後の4回目。 本当はパパっと書いてしまうつもりだったんですが、皆目、不可能でした。 私のせいじゃない。岩明均先生のせいです。芸が細かすぎるんです。 ...

『ヒストリエ』エウリュディケ「地平線まで続く"自由"などありえない」

マンガの表現

『ヒストリエ』恋愛の駆け引き描写の妙味③-恋人たちの価値観の応酬と主導権争い。その幸せげな末路…

著者:吉原さん 前々回、前回とエウメネスとエウリュディケの別れ話を書いてきましたが、これまでは前哨戦。 エウリュディケが正面切って対応しはじめたここからが本題ですね。 それでは、よろしくお願いします! ...

『ヒストリエ』花嫁強奪宣言をするエウメネス

マンガの表現

『ヒストリエ』恋愛の駆け引き描写の妙味②-文字サイズと人物配置の巧みさ、さらりと語られる言葉に込められた尊厳

著者:吉原さん 前回に引き続き、たった10数ページの別れのシーンですが、なかなかマンガ語りが止まりません。 岩明均先生の作品は本当に細かいもんだから、いくらでもこんな話ができる。ゆえに本来こんなことや ...

『ヒストリエ』だまるエウリュディケ

マンガの表現

『ヒストリエ』恋愛の駆け引き描写の妙味①-視線から追うエウメネスとエウリュディケの間に満ちる「別れの気配」

著者:吉原さん 『ヒストリエ』は『寄生獣』で有名な岩明均先生による歴史大作であり、アレキサンダー大王の書記官・エウメネスの一生を描く作品です。 決して恋愛が主題となっている作品ではないのですが、その恋 ...

母がしんどい4

家族問題におすすめマンガ

『母がしんどい』支配と依存と自立の見本市。大人になって気づいたけれど、大人は案外大人じゃない

著者:吉原さん 今回は田房永子『母がしんどい』をご紹介します。 たまたま見かけた本で、タイトルが気になったので購入(私は体験記ものに惹かれる)。 結構TVや新聞でも有名になった作品だそうなんですが、そ ...

智佐おばさんの推理⑧

笑いたい人におすすめマンガ

『くも漫。』奥様刑事の事件ファイル-新感覚くも膜下出血ミステリー!「学はどこで倒れたか?」【後編】

著者:吉原さん さて、前回より続くミステリー仕立ての一遍の続編となります。 かなり条件が出そろってきましたが、皆さんはもう判断はつきましたか? それでは、さっそくいってみましょう。 新感覚くも膜下出血 ...

奥様刑事・中川智佐

笑いたい人におすすめマンガ

『くも漫。』奥様刑事の事件ファイル-新感覚くも膜下出血ミステリー!「学はどこで倒れたか?」【前編】

著者:吉原さん 前回の記事で、「3回くらい爆笑した」とか書いたわりにその根拠にほとんど触れていませんでしたね。 改めて、一番笑ったところをご紹介します。 それは、両親を含めた親族一同による「作者はどこ ...

くもマン

健康問題におすすめマンガ

『くも漫。』星野源ファンにもおすすめ!不覚にも笑いを禁じ得ない「くも膜下出血」闘病マンガの決定版!

著者:吉原さん 今回ご紹介するのは中川学『くも漫。』。 「くも膜下出血」を発症した作者の、発症前後・闘病生活が描かれた作品です。 一見するとわかりづらいタイトルの由来は、くまモンに似た「くも膜下出血」 ...

ネトウヨ中年童貞宮田2

その他の社会問題におすすめマンガ

『漫画ルポ 中年童貞』⑤現代の(亀)仙人か!?年収150万円の人生勝ち組ネット右翼・宮田(44)の場合

著者:吉原さん 第1回の『漫画ルポ 中年童貞』の記事では、中年童貞の概要を。 第2回の記事では、収入があって問題意識もないAKBアイドルオタク、増井を。 第3回の記事では、収入がなくて問題意識もない、 ...

ミソニジーの中年童貞・松野

その他の社会問題におすすめマンガ

『漫画ルポ 中年童貞』④女に絶望して男で童貞喪失!上場企業SE・松野(36)の場合

著者:吉原さん 第1回、第2回、第3回より引き続き『漫画ルポ 中年童貞』の記事です。 前回の第3回目の記事では、「問題意識を持っていない中年童貞」を紹介しましたが、本記事では希少種である「問題意識を持 ...

ヘルパー2級中年童貞1

その他の社会問題におすすめマンガ

『漫画ルポ 中年童貞』③社会が生んだ職場クラッシャー!ヘルパー2級・坂口(44)の場合

著者:吉原さん さて。 ここからが「中年童貞」問題の中心地。 後にご紹介するネット右翼・宮田によって中年童貞は介護職員、農業関係者、ネット右翼に多いことが明かされますが、ここでは介護職員の坂口を中心に ...

AKBオタク中年童貞

その他の社会問題におすすめマンガ

『漫画ルポ 中年童貞』②人畜無害なAKBトップオタ・増井(33)の場合

著者:吉原さん 前回よりの続きです。 このルポ作品では、様々なケースの中年童貞たちが登場します。 大別すると現状に「問題意識のあるもの」と「問題意識のないもの」の2パターン。 さらに分けて、「収入の多 ...

『漫画ルポ 中年童貞』表紙

その他の社会問題におすすめマンガ

『漫画ルポ 中年童貞』①壮絶すぎてギャグ!なのに笑えない日本の未来

著者:吉原さん 「中年童貞」が生み出される社会的な要因にまで迫る、ルポライター・中村淳彦氏が原作のノンフィクション作品です。 そして作画の桜壱バーゲン先生の「これでもか!」とばかりに中年童貞への悪意に ...

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」表紙

マンガの表現

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』ことは猟奇的なのか?違うでしょ、という話

著者:吉原さん 非常に印象的なタイトルの、宮川さとし『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』 作者の自伝エッセイ的なマンガです。 本編については別記事(別記事①、別記事②)で触れましたが、ここ ...

母との思い出が地雷のように埋められている地元

家族問題におすすめマンガ

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』身近な家族の死を受け入れるということ②

著者:吉原さん 末期がんの母を看取る、作者の体験的マンガ作品『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』の記事の続きです。 さて。 周囲の人間の心の準備ができていようといまいと人間は死ぬときは死ぬ ...

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